何でも、絶妙なタイミングとも思えるのだが、来月あたりから、群馬大学の医学部で重粒子線治療というのが開始されそうである。


仮に、この治療が受けられて、予測されるとおりの効果が得られるのなら、Kの復活も夢ではないかもしれない。


「手術を受けなく」て、重粒子によって癌が消滅してくれれば、元気の回復も出来そうなので、仕事して稼げるようになれる可能性もある。


良く分からないが、重粒子治療には314万円くらいの費用が発生するらしい。

Kは結構保険には入っているので、それなりの保険金は入ってくる気がする。

決して、楽ではないが、何とか、支払えるくらいの貯金もある。


もしかすると、Kの悪運はまだ尽きていないのかもしれない。


食事療法で、膵臓癌すらも撃退できるという「都市伝説」のような情報も結構ある。


『博生癌寧(はくせいがんねい)』という、漢方の貼り薬は多少効果があると思われるが、不当表示で問題になった事もあるらしい。


癌掲示板には「民間療法」についての情報も集まっているが、どうも、頭から否定してしまって、情報に先入感を持って対応している人が数名いるようである。

http://www.gankeijiban.com/bbs/minkan/


膵臓癌では、手術不可とされる場合も多い、後は、民間療法や代替療法に頼るしかなく、法外な金額の詐欺療法というのは問題であるが、ワラにもすがりたい人の「ワラを叩き潰して悦に入っても仕方ない」と思う。

手術不可で、事実上、西洋医療はサジを投げたのだから、後は、東洋医療とか民間療法にすがるしかない。


ただし、民間療法と詐欺的療法の狭間の区別というのは、かなり見極めが難しい。


確かに、人の弱みに付け込む、癌ビジネスというものはあり、虎視眈々と詐欺的商法に誘い込もうとしているのも確かである。

また、宗教ビジネスにもなり得るだろう。


「鍼」が良いという情報があり、温泉療法が良いという情報があり、癌は40度以上くらい温度に弱いので、お灸も良いと言う。

今の科学なら、癌の細胞に「温度を与える」というような事は出来そうな気がする。

身体の外部より、振動のような周波数を送り、単体では何もしないが、周波数が重なった場所(=癌患部)では、熱を発生させるというような事は出来るのではないか?


ウコンが効き、発酵黒ニンニクが効き、もずくとか、霊芝とか色々なものに抗ガン効果があるという。


Kも梅は癌に効くと言う気がしている。

かなり、手探りで、癌と闘う体制を構築しようとしているが、梅がメインになる気がしている。




ここ数日間のインターネット上の情報収集の感触としては、結構、抗ガン作用のあるらしい「代替療法」が存在しているらしいことは分かった。


しかし、それでも、現実的に確率から追えば、手術、「ジェムザール+TS-1」の抗がん剤療法がもっとも、延命効果は高いと考えられる。

特に、ジェムザールは相当の高確率で一度は癌を退縮させることが多い、この時の状況整備が「膵臓癌克服のカギ」ではないかと推測できる。


多分であるが、ジェムザールが効果を発揮し、癌細胞がジェムザールに対して「耐性を持つまで」という一定の期間の時に、「免疫力」「癌への抵抗力」というような「体質」が勝負の分かれ道となるような気がする。


【体にやさしい「がん休眠療法」】

http://www.1ginzaclinic.com/gan.html


銀座東京クリニックさんでは、色々な「民間療法・東洋漢方」を紹介している。


それを、総合的に分析した限り、「血管新生」が出来るのを阻止するような食事を心掛け、「がん性悪液質を改善」を心掛け、「COX-2阻害剤のセレブレックス」が有効ではないか?

「アルテミシニン誘導体製剤は、癌細胞に多く含まれる鉄と反応してフリーラジカルを発生して殺細胞作用を示すことが報告されています。血管新生阻害作用も報告されています。」

という情報も興味深い。


「キサントンには、強力な抗酸化作用、COX-2阻害作用などの抗炎症作用、腫瘍細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導する作用が報告されています。」という情報も、上手く活かせればカードが増やせる。


Kの何となくの感触では、梅肉は癌に効くという気がする。

レモンのクエン酸も良いような気がする。

現在のKは「IP6イノセル」+「ミサトール」に、マルチビタミン、キレートレモン、ニンニクの力、グロンビターデラックス、リナグリーン21といったドリンク+健康補助食品で「体質改善」と癌との戦いの序盤戦に突入している。


癌掲示板の「ニンニク」によると

http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=kenkoushoku&key=1098527875&st=-4&to=5&nofirst=true


発酵黒ニンニクには「抗ガン作用」があり、マウス実験では、複数の個体の腫瘍を消滅させたということなので

『黒ニンニクの力 100ml*6本 【ケンコーコム】』

http://www.kenko.com/product/item/itm_6903186172.html


あたりの購入の検討に入っている。


ウコンに含まれる「クルクミン」も癌に効くという。

http://plaza.rakuten.co.jp/anticancer/diary/200601310000/


費用対効果を考えながら、選択できる選択肢は少しでも多く知っておいた方が良い。


Kが資産家であるのなら、別の選択肢もあるのだろうが、流石に1クールで100万円を超えるような治療法には手を出せない。


K的には、手術をしてしまったら、癌との戦いのために栄養を取るための内臓に大きなダメージを受けてしまうので、非常に厳しい戦いになってしまう気がする。

膵臓頭部の癌の場合、胃、十二指腸、胆嚢、副腎、腸などを一度に削除する場合が多い、人間の臓器は必要だからある訳で、必要な臓器が失われてしまうのだから、その後の健康維持は困難だろう。


出来るなら、代替療法だけで、癌の拡大・進行を阻止し、完治出来ないまでも、数年間共存出来るのでも良いのだろう。

手術をした場合の余命も3年も無いだろうから、1年~2年も生存出来れば、まあまあと言えるだろう。


「かりかり梅」を囓りながら、癌との戦い方の研究をしているKの報告でした。



平成21年3月19日、Kは自分の症状は、膵臓癌かもしれないと思い、掛かり付けの主治医も同意「母親の死因が膵臓癌」だったことも材料視して、「総合病院で精密検査して、不安は解消しておきましょう。」という事で、紹介状を書いていただき、総合病院へ


総合病院では、エコー、血管造影CTスキャン、血液検査をした結果、膵臓の頭部に膨らみがある。

「もやもや」としたものであり、断定は出来ないが、いくつかの可能性もあるが、結石ではないので、腫瘍であり、まあ、膵臓癌である可能性が非常に高いので、専門病院に紹介状を書くので、そちらで検査して見てください。

と言われた。


平成21年3月23日、大学病院においては、総合病院から送られてきたデータから判断する限り、膵臓の頭部に腫瘍がある。

とりあえず、手術をするのが良いと思う。

場合によっては「良性の腫瘍である可能性もあるが、膵臓癌の場合には組織検査も難しく、最悪の場合を想定しながら準備を進めたい。」


手術は、十二指腸摘出、膵臓を頭部から2分の1くらい切除、場合によっては、胃の一部を切除、脾臓、副腎等も切除し、周りのリンパ節も切除して、さらに「膵液」とか「胆液」などの液を受けられるように再建するという手術で、大手術になる。

入院期間はとりあえず、4週間予定で、まあ、現実的には「開いてみなければ、分からない。」


大学病院で、さらに血液検査、胸部・腹部レントゲン、心電図の検査を追加し、4月6日に「手術をするかもう一度相談して決定する。」ということで、現在は検査入院を極力避けて、入院数を減らしている大学病院から、地域の総合病院の紹介医に「4月6日までの間に、胃カメラ、胸部CT、MRI、大腸ファイバー等の検査依頼の逆の紹介状をもらって、帰宅する。

何でも、これらの検査は「病気の確定」と言う意味ではなく、「手術をするにおける支障」を検査するための検査であり、仮に「胃とか大腸に癌」のようなものが発見されても、膵臓癌の手術は行われる予定との説明だった。


肝臓とか肺などに転移があれば、「手術できない」らしいが、それ以外であれば、「転移ではなく、別の癌である可能性も高いので、ついでに切除してしまった方が、効率的」とのことで、4月6日までの検査は「手術が必要な病気であるか?」の検査ではなく「手術に耐えうる身体」であるかの検査という意味らしい。


平成21年3月24日

総合病院において、スケジュールを相談して、ともかく、4月6日までには、全ての検査を間に合うように手配し、4月3日に「再度検査結果の紹介状」+「CT写真等のデータ」を作成するということになる。


ここまでの状況


まず、未だに正式な「告知」がなされたわけではなく、「膵臓癌である可能性が極めて高い」とか「膵臓の頭部に肉腫がある。」との表現にとどまってはいるが、全てのスケジュールは4月の13日~20日くらいの「膵頭十二指腸切除術」というような名称の手術をすることを前提にして組み立てられている。


何となくの印象であるが、今後、膵臓癌であることの確認のための検査とか、進行度合いの検査は行われないという気がする。

となると、これは、膵臓癌の告知をされたに等しいのだろう。


CA19-9 という癌マーカーは、102と正常値の3倍になっていて、Kの病状、血糖値の変化、全ては、膵臓癌であることを示し、Kには否定材料が思いつかない。


まあ、零コンマ以下の可能性としては「慢性膵炎」とか「良性の腫瘍」の可能性もある。という希望的観測もあり得そうだが、慢性膵炎だって、平均余命は8年とかいうレベルの病気であり、決して喜べるものではない。


問題は、末期の苦しみ方であろうと思う。

手術をしなかった「膵臓癌末期」と、手術後、再発等で苦しむ「末期」・・・


Kは痛いのも、苦しいのも出来れば避けたい。


本日、大学病院に行き、とりあえずは「手術をするのに支障はないか?」という検査をしてから、手術するという方向で進めることになりました。


紹介状に添付されていたCTの画像から、膵臓の腫瘍であり、悪性とは限らないが、悪性を前提に対処するしか無く、手術に支障となる要因が無いなら「切るしか有効な手段がない」とのこと


少し意外だったのは、現在の大学病院では「基本的に検査入院はしない」らしく、入院は、手術日の2日くらい前から、Kの場合は「予定で4週間程度」

居所が遠方なので、検査のために来るのは大変と主張したところ、「どうしても、大学病院の方でやる必要のある検査以外の検査」については、大学病院に紹介状を書いた地方の総合病院にしてもらうということで、紹介状を書いてもらいましたので、とりあえずは、地元で済みますから、あと、2週間ほどは、自宅で暮らせます。


もっとも、いつ黄疸が出ても不思議ではなく、容体急変でアッサリ昇天という可能性も無いわけでもない。


とりあえず、明日は地元の総合病院で再度、検査をするための相談に行くことになります。


大学病院の教授先生の話は、非常に親切であり、丁寧で「節度と良識と、善意にあふれていました。」

私への説明のために、昼食も食べられなかったのではないのか心配です。

それは、大学病院に紹介状を書いて下さった地方病院の医師も同じで、Kが知っている多くの医師は、昼食とかを食べる時間もなく飛び回っているような医師ばかりです。


こんな良い先生ばかりなのに「医療改革とか騒ぎ、医療崩壊を招いた責任」は国民が、公務員は楽で真面目に仕事をしていないという「先入感を持っていて、マスコミ誘導に乗せられた」のが大きな要因の一つである。


手術をして、わずかな望みに賭けるのか?

仮に、抗がん剤治療で4週間の延命が出来たとして、4週間入院して、副作用に苦しむ、自分のために有効利用できない4週間の延命に意味があるのか?


手術に踏み切ったとして、膵臓癌の再発率は異常に高く、3年後の生存率はかなり低い。


手術は、膵臓の頭部と十二指腸、場合によっては胃の一部、を切除、膵液とか胆液を受けられるような再建術をすることになるが、大手術であり、難易度も高い。


それでも、一番可能性が高い治療法であることは確かだ。


「最終的な判断は、患者さんが決めることです。私としては、手術を出来ると判定し、手術を勧めますが、途中で手術を拒否されても仕方ないと思っていますので、ご遠慮なく何でも言って下さい。」

と教授先生は言う。

本当に、素晴らしい先生だと思う。



 とりあえず、本日が、予定が読める最後の日となります。


 実は、約一ヶ月くらい前から、腹部に違和感があり、お腹が減らず、変に痛く、腰痛や背中の痒みなどに悩んでいました。


 Kは以前から、自己免疫性肝炎ということで、定期的に血液を調べる経過観察をしていて、最近、血糖値が上がり始めていましたが、職を辞して、運動量が減ったからか、膵臓系のせいか一概に分かりませんが、気にしていました。

 母は3年ほど前に「膵臓癌」で亡くなりましたので、Kの症状は「膵臓癌系」かもしれないなとか思っていましたが、その後痛みも少し和らぎ、3月13日の血液検査の血糖値を気にしていました。(3月19日)

 ここ一ヶ月くらいは、まともに食事もしていないような食欲不振(=お腹が減らない)でしたので、血糖値はそれほど上げるはずはないと思っていましたが、タダでさえ高かった血糖値はさらに上がっていました。

 これは、一般的な糖尿病の食事制限以上に食事制限したような状況だったのに、上がったのですから、膵臓機能が何らかの異常があることを意味します。


 Kの主治医も「一度精密検査した方が良い」と判断し、検査設備のある病院へ紹介状を書いて下さいました。

Kは早速、その病院に行きましたが、朝食は食べてしまっているので、胃カメラは無理なのかな?というような事を考えながらも、まあ、なるようにしかならないと思っていました。


 その病院では、Kの病状を聞き、問診や、触診をして、血管造影剤投入してCTスキャンを行い、エコー検査をした結果


 膵臓の頭部が肥大している。

 そこに何かがあり、結石だと白く写るが黒く写っているので、ほぼ腫瘍だろう。

 癌マーカーも上昇していて、他の諸種のデータからしても「膵臓癌」の可能性がかなり高いと思いますが、専門病院での再検査をお勧めします。

 とのことで、大学病院への紹介状をいただくことになり、CTの写真等も添付して下さった。


 以上のような状況であり、Kは山奥在住なので、大学病院に緊急入院させられて、そのままという可能性も結構高い。

 まあ、まだ断定はされていないが、この状況なので99%は膵臓癌であり、これは、現代の病気の中で最も生還率の低い病気である。


 CTスキャン等の所見では、十二指腸および周りのリンパ腺等にも「腫れ」があるとのことで、外科手術は難しい末期癌ではないかと推測しているが、Kも出来れば外科手術は受けたくないと思っている。


【ほのぼのブログ♪】

http://doublehaven.com/005/


【肝臓がん治療漢方顆粒剤:肝臓がん、すい臓がん、胃がん、大腸がん等】

http://www.natural-plus.jp/huangjia/2.htm


 あたりに、かすかな望みを持って、出来れば、自宅で最後まで「ネットでもしていたい。」 

 ハッキリとは分からないが、一般的に手術しない選択の推定余命は3ヶ月くらいではないかと思っている。

 手術できたとしても、母の場合は胃の全摘をしたので結果的に苦しんだ末に一年しか生きられなかった事などから、手術で苦しみ、多少の延命を選択するのが良いか?ということになる。


 現在は失業中とは言え、退職金や多少の蓄えもあったので、数年くらいなら、生きていても大丈夫であり、妻は死亡保険金を得られれば、少し働けば、食いつなげるだろう・・・


 若干気になるのは、日本は、医療の選択が思った以上に出来ないのだなぁ~という事である。


 Kのような場合の末期患者ならば、命惜しさに「色々な希望にすがりつくだろう。」

 しかし、それは「医療界に許可されていない療法」の場合には膨大なお金が発生する。


 例えば【「からだにやさしい」高度活性化NK細胞療法】

http://www.hu-clinic.com/msg/pancreas.html?gclid=CJnak9P5tJkCFQMwpAodUkJl6w


 多分であるが、多少の効果はありそうな気がするが、流石に高い。

 とても一般庶民には手が出ないような「値段」であり、選択肢には入れられない。

 命あってのものダネだとは思うが、生き延びれば「生活費が必要になり、残される家族にも生活がある。」


 多くの人は、このような状況において「詐欺的療法に引っかかったりする」のだろう。

 本当に治るのなら「安いもの」かもしれないが、「霊芝」とか良く分からない治療法もある。

  

 西洋医学と東洋医学の狭間で、多分、それなりに効果のある治療法はあるのだろう。

 基本的には、それを選択する権利を持つのは患者サイドであり、国は適切に補助すべきであろう。

 東洋医学への偏見が、保険の適用から除外され、その結果として、詐欺的な療法が蔓延る下地になると言うような側面もあるような気がする。


 効果の確認できない療法に「保険から補助」するのは、無駄な税金の出費になる危険性があり、その一方で、その考えの延長線が「従来の療法の既得権保護」になる。

 さらに、メジャーの既得権に対抗する反対方向には「マイナーゆえの適正価格の無知・無理解」に付け込む「詐欺的な商法も発生」する。


 この問題は、良く考えるべき問題だろうと思う。



 




しばらく続けていたブログですが、ちょっと健康を害しまして、今後どうなるのか分からなくなりました。


もしかしたら、このブログもここまでかもしれません。


読者の皆さんに感謝しつつ、とりあえず、冬眠宣言をしておきます。


昨年の11月末、出稼ぎ労働者が、葬儀費用がないので母の遺体を川に流して逮捕されるということが中国で発生し、「世界丸見えニュース」で「仰天ニュース」として紹介されていたりする。

http://blogs.yahoo.co.jp/gethappy705/4581379.html


しかし、これを外国の出来事などと考えていると大間違いである。


【静岡社会:「葬式費用なく埋めようとした」。妻の遺体遺棄容疑】

http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090315172205.htm


というように、日本でも同様な事件が発生、貧困の問題はかなり深刻になっているのである。


【貧しくて学べない】

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0903-2.html#wed


【病院に行けない子どもたち】

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0903-2.html#thu


先週の3月11日・12日、NHKのクローズアップ現代では、貧困にために高校を中退せざるを得ない学生の話題と、医療費が払えないので病院に行けずに、学校の医務室に頼るという児童の話題を放送した。


また、3月13日放送の「特報首都圏」では、「経済的な理由によって自殺する人が増加している。」という放送を行った。

【自殺者急増の危機 ~緊急提言 いま何が必要か~】

http://www.nhk.or.jp/shutoken/tokuho/


昨年度の年末には「年越し派遣村」なるものが、話題になったが、事態は深刻であり、一刻の猶予も許されないようなところまで追い詰められている。


もはや、旧来の社会システムは崩壊し、今までの常識など「持てるものの戯言」という状況下で暮らしている人が相当の比率で存在しているのである。


【埼玉県内の高校では、入学した生徒の半分近くが卒業までに中退する。】

という事は、国民の半数近くの人は、貧困になっていると言うことであり、現在の経済状況では、潰れないような企業はなく、仮に倒産しなくても「誰にもリストラされる危険性」はあるのであるから、ほとんどの人は、明日は我が身という事なのだろう。


こうなってくると、ともかく、早急な対策が必要であるのだろう。


貧困者が多くなれば「背に腹は代えられない」のだから、犯罪に走るという人も増加するだろうが、それは、個人の人間性よりも「社会」の方に問題があるのだろう。


前出の「特報首都圏」の中では「自殺する人は、決して自殺したいわけではなく、生きたいというメッセージを懸命に発している。」と放送していた。

生きていくための「お金があるのなら、自殺者は多くが自殺という選択は選ばず、決して、自己責任とかで片付けるべき問題」ではなく、社会のあり方の問題なのだろう。


日本の政治は「成功者たる勝ち組」によって運営されている。

評論家とか有識者という意見を言える立場の人たちも圧倒的に「勝ち組の人」が多いのだろう。


親が政治家だった二世議員などでは、貧困の苦しみなど想像も出来ず、想像も出来ないのだから、効果的な対策も出来るわけがないのだろう。


しかし、そんなことを議論している暇もなく、事態は緊急を要するのであろう。


どうも、国は自治体に押しつけようとしたり、企業に押しつけようとしているようだが、日本国憲法では、全ての国民には「最低限の文化的生活をおくれる権利」があり「国は最大限の努力義務がある」のであるから、国が主体的に取り組むのが当然のことである。




最近のマスコミの偏向報道はちょっと非道いような気がしている。


【2、正義の味方とマスコミは視聴者に、大久保の前任が自民岩手4区候補ではなく、石川と勘違いさせようという悪意を感じます。 小沢内閣待望論】

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak17/msg/346.html


ちょっとマイナーな★阿修羅♪の「昼休み板」では、小沢内閣待望論さんが、精力的に投稿をしているのだが、少しクセがある投稿なので、解説しておくと、最初の【2】というのは「2ちゃんねる」からのネタという意味であり、次の【正義の味方】というのは「検察・東京地検」と言うことであるが、確かに「あまり、知識のない一般の人は、逮捕された大久保秘書の前任者は、先週取り調べを受けた石川議員と思っても不思議ではないような報道をしている」のだろう。

前任者は、自民党から立候補予定の、高橋嘉信氏であり、今週はいくら何でも取り調べを受けると思っていたのに、どうも、まだ取り調べを受けていないようである。


【2、朝日は、石川議員を大久保秘書の前任のように思わせたり、失脚した自民知事を民主系新知事と誤解させる書き方をしています。 小沢内閣待望論】

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak17/msg/430.html


ここでは、「天の声」という事に触れられているが、自民党の知事と野党の議員では、どちらが工事の受注に影響力を有するのだろう?

【この「天の声」は佐藤栄佐久前福島県知事。佐藤前知事は自民党だ。小沢事務所が関与できる余地は無い。 無知にも程がある。】

という意見にも説得力がある気がする。


【便宜依頼・供与を否定 違法献金事件で知事  : 秋田 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090317-OYT8T00123.htm


によると、秋田の寺田知事は、12年の間そんなことはなかったと完全否定をしたと言うことである。


【西松建設献金事件:「陸山会」前会計責任者の高橋氏、関与否定 - 毎日jp(毎日新聞)】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090315ddm041040088000c.html


その上で、未だに取り調べされないらしい「前会計責任者」も完全否定である。


さらに言うと

【西松建設献金事件:西松元幹部「横やりを恐れ献金」 小沢氏側へ年2500万円 - 毎日jp(毎日新聞)】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090317ddm001040007000c.html


と、比較的最新のニュース(15時間前)では、便宜供与とはニュアンスの違うニュースになっている。

「便宜供与」と「横やりを恐れた」のでは、性質は全く違うのではないか?


検察の東京地検は「3年で時効の談合」を不問としながら、ゼネコン等から事情聴取を行っているようであるが、「こんなように証言してくれ」とお願いした上に、恣意的情報リークをしているのではないか?


【【uekusak、被害者とされた女性側「被害届を出した覚えもない。裁判にしないでほしい」との上申書】 小沢内閣待望論】

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak17/msg/383.html


この情報が本当なのかは分からないが、先日行われた、フォーラム神保町の中では「検察というのは、自らが書いたシナリオを無理矢理に事実としてしまうと言う組織」らしい。

「真実を明らかにするのではなく、正義をなす。」という部署のようであるが、その正義というのは、組織が決めた正義になるのだろうから、始末に悪い。


しかし、小沢氏も進退問題を考え始めたようであり、麻生政権も内部から「崩れ始めだした」ようなので、これは、一気に政局になる可能性も出てきたのではないだろうか?


場合によっては、来週くらいに小沢氏と麻生氏が共に辞職して、自民は選挙管理内閣で一気に勝負に出るという事もあり得そうである。